ここでは、竹を「切る前」、「切る時」、「切った後の処理」の3段階に分けて解説します。
・竹を安全に切ることができる。
・切った竹を小さく分解し、竹林を整えることができる。
・竹林の使用用途に応じて、竹の勢いを調整することができる。
必要な道具
竹林に入る際には、以下を参考にしてください。
安全に活動するために必要な知識を載せています。
切る前に必要な事
立っている竹を安全に倒すために、切った後に倒れる方向を予測しておく必要があります。
竹から5m程度離れると、竹の傾いている方向がわかります。
写真
倒れる方向がわかったら、そこに危険な物がないか確認をします。例えば、以下のようなものがないか確認してください。特に、道路際は注意です。
・電線はないか?(竹は思っているよりも長いです)
・道路にかからないか?
・家に倒れないか?(屋根が破損する時があります)
・車は止まっていないか?(仮に車がへこまなくとも、戦車が必要なほどのチリ、ホコリが車に付きます)
竹は、基本的に傾いている方向にしか倒すことはできないと思った方が良いと思います。
もし、倒れる方向に危険を伴うことがあれば、無理に自分で行わない方が無難です。
実際に切る時
竹の倒れる方向が確認出来たら、実際に切っていきます。
① 竹が倒れる方向に切り込み(受け口)を入れる。
② 受け口の反対から切り込み(追い口)を入れていく。
それでは、実際に切っていきます。
受け口(うけぐち)を入れる。
竹の倒れる方向に「受け口」を入れていきます。
写真のように、竹の直系の1/3程度、切り込みを入れていきます。

「受け口」は竹が傾いている方向に入れていきます。
次第に竹の切り口に圧がかかってきますので、時々、ノコギリが動かなくなることがあります。
慣れないうちは、少しずつノコギリの歯を入れていってください。
追い口(おいくち)を入れる。
次に、反対か側から「追い口」を入れていきます。

受け口を入れたことで、自然と竹は受け口側に傾いていきます。
そうすることで、追い口にのこぎりの歯を入れていくときに、ノコギリが動かしやすくなります。
竹のしなりが大きいほど、追い口は簡単に切れます。
もう一つ、注意することは、追い口の切り込みは、追い口よりも上にくるようにしてください。

もし、受け口の下に追い口が来たときは、竹が倒れる時に上手く倒れず、下の竹が縦に割けます。
それでも竹が倒れることには変わりがないのですが、倒れる時に下部の竹がしなって危ないですので、できれば避けた方が良いです。
竹を切った後の処理
切った後は、竹を整えましょう。
地道な作業ですが、切った竹を整えることで、竹林自体に空気が入りやすくなります。
整えないと、作業中に枝がしなって腕や顔に跳ね返ってきます。
その時の痛さは、ビンタを超えるレベルの時もありますので…。
分解する順番
分解する順番は以下の通りです。
① 玉切り
② 枝払い
③ 竹の移動
順番に見ていきます。
玉切り
ここで、ノコギリの登場です。

基本は倒した竹を5m程度の長さに切ります。
玉切りする長さの基準は、自分が持ち運びできる程度の重さです。
竹は根元になるほど重たくなりますので、根本だけ短めに切っても良いかもしれません。
切る時は、竹の先端の方から切っていきます。なぜなら、先端の方は軽いので操作がしやすいからです。
先端から切っていくと、体の負担も少なく済みます。
枝払い
ここで、バールの登場です。

バールは振り下ろしますので、自分の脚を打たないように気を付けてください。
バールを振り下ろした先に、自分の脚があると一緒に叩いてしまうことがあります。注意です。
枝を払う際も、竹の先端から払っていった方が作業が楽だと感じます。
枝を払う時には、枝が思わぬ方向にしなります。場合によっては顔や腕に跳ね返ってきます。
慣れないうちは一つ一つ慎重に作業をされた方が痛い思いをしなくて済むと思います。
竹を移動させる
ここは、人力です。
ここでは、玉切りした竹と枝を払ったものを別々に重ねていきます。
玉切りした竹
玉切りした竹は、現在生えている竹を上手く利用し、重ねていきます。
この竹を土に戻るまでは、かなりの時間がかかります。
現在、4年間、野ざらしにしておりますが、竹の形はしっかりと残っています。
朽ちてきている部分はあるものの、あと3年くらいは残っていると感じます。
払った後の枝
こちらは、玉切りした竹に比べてかなりかさばります。
竹林の端に山積みにしておきます。
1年後には、その上に上がると、パキパキと音を立てて折れていきます。
3,4年もすれば、木にならなくなります。
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